受験勉強していて、どうやって勉強すべきかとか、どの学部に行くべきかとかで迷ったり、あるいは試験問題でも二択が選べないとかで、考え過ぎて動けなくなってしまう人がいると思うんだけど、答えを考え過ぎるのは結局、時間の無駄でしか […]
過去問がどれほど重要か 志望校の過去問を解くことがどれくらい重要かというと、銀行強盗が銀行の下見をするのと同じくらい重要である。下見せずに強盗したら逮捕されるに決まっている。同様の理由で、受験生も過去問を積極的に解くべき […]
国語で点を取れている人には「何をいまさら」な話題かもしれない。ただ誤解していると、現代文の解答において致命的なので書いておきたい。(なおここでは主に入試の国語について書いているのであり、学校の校内テストでは当てはまらない […]
基本的に志望校の問題タイプや時間との兼ね合いを考えて、臨機応変にやるのがいいと思うが、あまり書き込み過ぎる必要はないし、重要そうな箇所にどんどん線を引いたとしても大して役に立った記憶がない。無駄にマークを書き込んでも時間 […]
「試験問題は丁寧に解かねばならない」というのは1つの常識だが、だからと言って「試験の文章を全て丁寧に読まねばならない」というわけではない。まして現代文というものは全体が非常に長くて、設問を解いたり内容を理解するのに大して […]
模試の有用性というのも、古の時代から議論され続けているトピックの1つではあるが、少なくとも大手の冠模試(「xx大学模試」みたいなやつ)は、ターゲットとなる大学についてよく研究しており、問題形式も似ていて時間配分の練習にも […]
模試と言えば毎年、各予備校が「どれだけ的中したか」について声高に宣伝している。 しかしその内容を見てみても、大量に作ったテキストや模試の中から、どこかの入試で似たような問題が使われていれば「的中!」と宣伝しており、数撃ち […]
「模試はしょせん模試」「模試は本番とは違う」といった批判をよく耳にする。実際、私は「本番に形式・レベルが似ている模試は、受けられる範囲で受けた方がいい」と主張しているものの、模試を解く度にどこかで「あぁ、こういう偏った問 […]
私は受験勉強を開始してから2年間、ずっと「東大模試を受ければ必ずA判定」という人間の領域に入りたいと思っていた。だからこそ「東大A判定を取るまでは入試本番を受けない」という条件を設けて勉強し続けてきたのだし、きっと「東大 […]
大学ごとの試験形式をソックリ真似ている冠模試(東大即応オープンなど)に挑む前には、各科目に対する取り組み方を明確に定めておいた方がいい。 つまりどういう順番で解くか、時間配分をどうするか、といった基本戦略はもちろん、大論 […]
大学の定期試験のための勉強なんて、どうだっていいものだし、勉強のための勉強なので私はしない主義で、いっそ落とせと言いたい気持ちだが、単位とか必修とか、人間社会のやむにやまれぬ事情によりしなければならないこともある。 そこ […]
東大模試は予備校の看板の1つである。各校は常に「東大を何名輩出できたか」にしのぎを削り、東大対策の深さはそれぞれの予備校のブランド力を決定づける。東進など東大対策しかアピールしていない。 「東大らしい良問」「さすが東大の […]
模試の過去問について、人気があるのはセンター過去問だろう。センターは形式慣れが重要な試験なので、苦手な科目があり、本番の過去問だけでは克服しきれなかったと感じる人はセンター模試の過去問も利用するといい。 二次試験の模試過 […]
模試の会場選びなんて、あまりにも些細な問題のように思われるかもしれないが、模試ソムリエともなると会場ごとの違いというやつにも敏感になってくる。受験生としても、自分ごととなると、一々こういうくだらない問題が案外気になるもの […]
模試については「特に冠模試に関してはそのまま問題演習と本番対策になるから、受けられるだけ受けた方がいい」という話をした(→「模試はどれくらい受けるべきか」)。しかしそうは言っても「模試を受けに行くのに、どうも気乗りしない […]
私は予備校に通わず独学した代わり、模試だけはアホみたいに受けた。最初の2年間は、年間スケジュールにある東大模試は全ての予備校のものを受験し、つまり駿台・河合塾・代ゼミ・東進の東大模試だけで年間9回も受けていた。 ついでに […]
「論述は書く練習に時間を費やさず、書くための知識と問題パターンを蓄積すべきである」と別の記事で述べた(→「世界史の論述問題を独学で解けるようになる勉強法」)。 しかしそれでも、90字程度の論述ならともかく、300字を超え […]
東大受験の勉強を始めた後、数学の解答用紙を見て驚いた。「ただの白紙じゃないか!」。印刷ミスではない。数学の論述式試験というのはそういうものなのだ。ただ「解答用紙とは、沢山の枠がついているものだ」と思い込んでいた私には驚き […]
テスト前にどう過ごすか……これはいかなる時代も受験生にとって悩みのタネであったに違いない。『ドラゴン桜』の桜木は試験をスポーツで喩え、スポーツ選手が最高のコンディションを発揮できるよう調整するように、受験生たちも試験前に […]
東大受験者の中で最も厚い層は、東大模試において「D-C判定を取ることが多く、運が良くてB判定」というくらいの「合否ライン付近を漂っている人たち」である。この層の人達は最も多く、最も不安と焦りに晒されているであろう。 そし […]
受験漫画『ドラゴン桜』の序盤で矢島と水野が行ったのが「互いに問題を作って互いに解く」という勉強法である。意図が掴めない彼らに対し、数学教師の柳は「問題は人間が考えて解く人のために作るもの」という助言を与える(図1)。結果 […]
計算100問、漢字100問などの小テストを短時間で解かされ続けた水野らが発した疑問が「何でこんなに100問を短い時間で解かされるのか」である。それに対する桜木の回答は「東大の入試問題の伝統と傾向に合わせたトレーニング」と […]
読解力向上に役立つ読書とは 現代文というものには、皆が多かれ少なかれ不安を抱えている。それでその不安を少しでも解消する手段として「読解の基礎力を上げられないか」と考えるようになり、そのために「普段から読書をしよう」と考え […]
これも常識的に考えると奇妙に思えることかもしれないが、受験では過度な「マジメさ」はマイナスになる危険性がある。 「成績が良いのは“マジメ”な人である」「“マジメ”な人は予習・復習をキッチリこなしているから成績優秀」という […]
受験勉強というのは、なるべく早いうちから志望大学や学部を決定して、受けるべき試験を見定めておくと大きく有利になる。 そして仮決定であったとしても、志望校を定めたとしたら、できるだけ早期に過去問を解いたり、その大学の入試を […]
「勉強は遊びだ!」に続いて飛び出した数学教師・柳の金言(暴言?)が「満点でなくてはいかあん!」である(図1)。遊びというアメの次に、満点縛りというムチをいれる。さすが、自らの塾が廃校に追い込まれるほどにスパルタ教育を追求 […]
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