当初、飯テロスピンオフとして『中間管理録トネガワ』に続き、鳴り物入りでスタートした『1日外出録ハンチョウ』だが、最近はすっかりグルメマンガから脱却(脱落?)し、飯以外のエピソードばかりになってきた。 そんな『ハンチョウ』 […]
『賭博破戒録カイジ』と言えば、序盤のハンチョウこと大槻が名言の宝庫とされ、後半の「沼」勝負は「ところがどっこい!夢じゃありません!」以外はそれほど引用されない(気がする)。 しかしそんな中で、私が密かに破戒録名言の上位に […]
こんな蛇足を付け加える必要があったんだろうか。 これまでのカイジシリーズの面白さの一つは、エスポワールや地下労働施設などが1つのミニマルな社会を形成していて、その中での人間模様が実社会を反映していたことにあった。読者はそ […]
安直な二番煎じかと思いきや、これが良く出来ている。少なくとも『破戒録』までは。 『賭博黙示録カイジ』(’96-00)と言えば、限定ジャンケンの舞台となるギャンブル船「エスポワール」が社会の縮図となっている点が […]
一般的に『カイジ』というと、即興創作ギャンブルによる知能戦を勝ち上がる博打マンガの草分け的作品という認識が強い。『カイジ』は、借金の末に億万長者の仕組んだ巨大なゲームで戦うことを余儀なくされた男たちの知恵比べの物語である […]
『嘘喰い』(’06-17)というギャンブルマンガは、入り組んだ勝負内容や独特の世界観により、ハマる人はとことんハマるが、それ以外の人には近寄り難い作品となっていた。このマンガは明らかに『カイジ』(’ […]
ここ数年で急増、というか濫造されているスピンオフ漫画の中でも随一の完成度を誇る、『賭博黙示録カイジ』のスピンオフ作品。ギャンブル漫画『カイジ』の初代中ボスであり「Fuck you. ぶち殺すぞ・・・・・・ゴミめら・・・・ […]
萩原天晴『1日外出録ハンチョウ』1巻 スマッシュヒットした『中間管理録トネガワ』の安直な水増しかというと、全く違う。笑えるし、ふざけた調子とは裏腹に、意外と深いテーマを含んでいる。人によっては、むしろこっちの方が面白いと […]
全 8 件中 1 件目から 30 件目を表示