高校生ともなると、今ではほとんどの人がスマートフォンを持ち、受験勉強中はこの魅力的なオモチャをどうするかが1つの問題となるだろう。

受験常識としては、当然「スマートフォンなど弄るべきではない!」。まあ大半の受験生は勉強など嫌いであり、LINEやTwitterを始めれば止まらなくなってしまうのだから、この常識はほとんどの受験生にそのまま適用可能だと思う。

受験に専念しなければ、と思うなら、素直に電源を切ってカバンにしまっておくのが無難である。

しかし一方で、アプリの中には受験勉強に役立つようなものもある。またインターネットで必要な情報を検索することも、正しく利用すれば受験勉強の役に立つだろう。

バランスの上手い取り方としては「電車の中でだけスマホを利用する」とか「古いスマホを持ち歩いてWifi接続だけにする」といったやり方である。これだと利用場面が自動で限定されるので、勉強中に気が散る恐れがない。

電車の中では、特に都内の夕方以降は混んでいるために参考書を広げるのも大変だが、スマホなら比較的取り回しが楽である。またWifi接続に限定してネットを制限する場合は、普段の学習場所では接続がONにならないようにするといいだろう。

受験生の中にはTwitterを上手く活用している人もいる。実際私は受験勉強中に、いわゆる「東大受験クラスタ」的なものをたまにウォッチしていたのだが、Twitterを息抜きとして適度に利用して合格した人は、現役にも普通にいた。要は上手く利用できるか、自分で制御できるかである。

SNSの関して言うと、各運営会社は自分のSNSに利用者を依存させ、次々に反応を起こして離れられなくなるように腐心しているので(そうやって滞在時間を伸ばして広告などを見せる)、自制心の弱い人がダラダラやっていると長引きやすい。「要は上手く利用できるか」と書いたが、やはり大抵の高校生が自制しながら活用するのは難しいのではないか、というのが本心ではある。

ちなみに私に関しては、スマホは何の制限もなく利用していた。というか独学なので、普通に「資料」としてネットのコンテンツを読みまくっていた。私の場合は好きで勉強をしており、受験勉強は趣味だったので、そこまで余計な方面に誘惑されて勉強から離れてしまうことはなかったと思う。

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投稿日時: 2019/07/20 ― 最終更新: 2019/11/26
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