古文・漢文も文法が大事

どんな語学でもそうだが、文法学習というのは理解するまでのプロセスを圧縮する「時短ツール」なのであって、なるべく早い時期に文法を覚えた方が圧倒的に楽である。

古文・漢文はなまじ、現代日本語の知識でもある程度読めてしまう部分があるため、この意識が英語と違って希薄になりがちだが、むしろ、だからこそ意識的に徹底して学習しなければならない。そうでないと、読解が運頼みになってしまい、いつまでも解釈の二択でハズレくじを引くことから逃れられない。

「徹底する」ということが重要である。つまり基礎だからこそ、恐ろしく丁寧にこなすということ(参考:「受験勉強の急所」)。ここを生半可な状態で放置しておくと点数が安定しない。ほとんどの大学でマニアックな文法知識はなくても合格点は取れるので、とにかく基礎的な部分を完璧にする。

「面倒くさい」というイメージが先行して億劫になりがちな文法学習だが、覚えること自体は他の科目に比べれば圧倒的に少なく、そして少ない暗記量で点数が安定化する。安い買い物である。

国語の点差は現代文ではつきにくく、古文・漢文でつくものである。模試や本番で国語の成績が良い人は、必ず古文・漢文で稼いでいるし、その差はかなりの部分「どれだけ文法を徹底したか」でついていると思う。

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投稿日時: 2019/10/02 ― 最終更新: 2019/11/02
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