ウィンストン・チャーチル(1987-1965)、ドイツの侵略に立ち向かったイギリスの政治家
「決して屈するな。決して、決して、決して!」「何が本当に自分の利益であるか、ということを知ることは容易ではない」

「テキストを耕す」という言葉がある。同じテキストを何度も読み込むことにより、そこに書かれている内容を深く理解し、血肉にするサイクルのことである。

世界史学習においては、最終的に特定の教科書を耕すことにより、ある大きな副次効果を得ることができる。それは「頭の中で教科書を読み、書かれた文章を答えとしてコピペできるようになる」というものである。

そんなことできるの?と思うかもしれないが、本当に教科書を繰り返し読んで、普段からたまに、頭の中でページをめくる訓練をしていると、自然とある程度できるようになる。例えばあなたも好きなマンガなら、ある程度頭の中で読むことができるだろう。

もちろん、そこに書かれた言葉を一字一句正確に再現するのは不可能だが、ある程度「ここにはこういうことが書いてあったなぁ」ということは分かる。それにより、後からイメージ的に事件の前後関係などを思い出せるようになるし、論述の答えを「大体こういう言い方だった」とコピペできるようになるのである。

私の場合は一時期、狂ったように教科書を読み込んでいたので、ある日、目が覚めてからも床から起き上がらず、頭の中で東京書籍の教科書を最初から最後までめくれたとき「世界史の学習が終わった」と感じた。

このような副次効果を得られるため、よほど時間に余裕がある場合を除き、教科書は一冊に絞って徹底的に耕した方が良い。私の場合は山川と東京書籍の二冊を読んだが、東京書籍をあくまでメインとして読み込み、試験本番前にはこのように「頭の中に教科書がある」状態をセットして臨んだ。

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投稿日時: 2019/10/02 ― 最終更新: 2019/12/01
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