花粉症が治った話

2021/04/18 ・ 雑記 ・ By 秋山俊
ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ《糸杉のある麦畑》

花粉症が治ってきた。

困惑しているのは、その理由がさっぱり分からないからである。

ここで私が花粉症克服に向けて涙ぐましい努力を積んでいれば「しそを食べていたら治りました!」とか「キッカケは、牧場からの一通の手紙――」とか、複雑極まる事象を己の努力行為へ全て還元し、分かりやすいストーリーにまとめた記事が完成し、このブログへのアクセス数も増加するに違いないのだが、特にこれといった努力は何もしていないのでハテ困った。無論、日々悪徳を積む私に対し、神仏が味方したわけではないことは火を見るよりも明らかである。

そもそも花粉症というのは治らないものだと諦めていたので、治そうという発想自体がなかった。しかしここ5年ほど、どういうわけか症状がどんどん和らいでいき、今年に至っては、くしゃみが数回程度しか出なかった。

薬は何も飲んでいない。住む場所は変わらず東京である。

強いて言えば、数年前から豆乳を毎日コップ1杯飲み、チーズをひとかけら食べる習慣が続いている。本当は自家製野菜ジュースとか健康的な習慣を色々と試していたのだが、時が経ち、淘汰されずに残った習慣が「既製品をそのまま口に入れるだけ」のものであった。

しかしこんなことで花粉症が治れば苦労しないし、やっぱり全然関係ない気がする。

この記事にオチは存在しない。「よくわからないけど、治った」ということを報告する、再現性皆無の何の役にも立たない記事である。しかし花粉症自体、ある日突然勝手にかかってしまうよくわからん現象なので、よくわからないまま勝手に治っても釣り合いは取れている。実際、自然治癒例についての報告を読んでも「よくわからんが、治る人もいる」という曖昧な報告ばかりであり、よくわからん同士で「あいこ」というところだ。

テキスト系記事の一覧

LINEで送る
Pocket

投稿: 2021/04/18 ― 更新: 2021/04/24
同じテーマの記事を探す
関連記事
コンテンツ
文客堂について