2021年8月7日 / ルビが面白い

2021/08/08 ・ 日記 ・ By 秋山俊

最近さいきん記事きじで、たまにルビがられていることにおづきだろうか。

HTML5で正式採用されたタグ、<ruby>によるものなのだが、私はこれまで互換性の面から、HTMLによるルビの表示を信用していなかった。しかし使ってみると、これが結構使いやすい。表示もそんなに乱れないし、最近当サイトで採用した「しっぽり明朝」フォントと合わせると、まるで活字を読んでいるような感覚がある。

これを使えば「もう秋かロトン・デジャ……」とか「神の不在証明パーフェクトプラン」とか、「暁がきたら俺たちは、燃え上がる忍辱にんにくの鎧を着て、光り輝く街々に入ろう」とかも、問題なく表示できるのだ。「漱石は総ルビでないと読む気が起きない」というあなたも安心である。ルビによる言葉遊びというのも、YouTubeでやって以来興味があるのだが、それも追求できるかもしれない。

しかしHTML側のサポート体制はテキトー、というか、機能的には随分貧弱である。まあルビを必要とする文化も限られるから仕方ない。たとえば同じ漢字文化圏でも、中国語なんかは、基本的に、漢字1つにつき読みは1つしかない合理的な設計である。そのため、学習者向けに読みと声調を振る(你好Nǐ hǎoみたいなやつ)のでない限り、ルビは必要ない。

初版:2021/08/08 ―― 改訂: 2021/08/24

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